ヴェルクがデータ分析の支援を開始してから5年以上が経過しました。今ではデータ分析案件専任のメンバーも加わり、新規・リピート問わず案件が増加しています。

今回は私達の過去の経緯から最新の動きまでを一気に振り返ってみたいと思います。

データ分析事業を始めた経緯

創業期のヴェルク

以前のブログでも触れている通り、ヴェルクは2010年の年末に設立された会社です。創業者の2人はともにエンジニアで、当時はシステムの受託開発やクラウド導入支援などのITコンサルティングが主な事業でした。

2011年3月にAWS(Amazon Web Services)の東京リージョンが開設されたことにより、低コストで大量のデータをクラウド上に保持するニーズが急速に高まり、弊社もいわゆる「ビッグデータ」関連の案件が増えていきました。

Tableauとの出会い

そんな中、2013年の夏にたまたまTwitterで見かけた Tableauハッカソン に参加して日本に上陸して間もないTableauと出会い、「BIツールは非常にコストがかかり習熟難易度も高い」という先入観が一夜にして吹き飛んだのを今も鮮明に覚えています。(ちなみにこの会に出席されていた当時セールスだった佐藤豊さんは今やカントリーマネージャーとして日本のTableau事業を統括されている立場です)

そこからお客様や業界の知り合いの方たちに個人的にTableauをおすすめして回っていた事がきっかけで本格的にデータ分析支援を事業として開始することになりました。

 

近年のヴェルクのデータ分析案件の特徴

業界業種の多様化

ヴェルクはデータ分析案件に関して業界や業種の縛りを設けていません。 当然私達の実績の無い業界業種の分析に関しては商習慣や業務プロセスのインプットから着手するため立ち上がりでリードタイムが発生する事もありますが、一方で弊社の別業界における分析実績やノウハウがヒントとなり新しい分析手法の開拓につながるという事例もあります。 結果的にメーカー、流通小売、製薬、保険、大学などの様々な業界の企業や組織に対するデータ分析をするに至っています。

大学分野の事例の増加

特に、近年増加しているのが、国立大学や私立大学のお客様に対するデータ分析案件です。 分析テーマとして多いのはIRで、入試、学籍、成績・GPAといった基礎データから各種学生アンケートまで、幅広いデータを対象に分析をご支援しています。 分析支援では、単にダッシュボードを作るだけでなく、IRの統合データ分析環境そのものの設計・構築から、データ収集、データプレパレーションの自動化設計・構築、担当者の方々へのレクチャーなど、全方位的な対応をさせて頂いているのが特徴です。 また、教学データのみならず、一部の案件では財務分析や経営ダッシュボードなどの構築も行っています。

データプレパレーション(分析に適した形にデータを前処理する)案件の増加

「データ分析に必要となる労力の8割はデータの前処理にあてられる」という言葉が示すように、組織内に点在するデータを分析可能な状態に加工するのは大きなコストが発生します。 一方でこの部分の設計を誤るとデータの粒度が失われ、TableauなどのセルフBIツールが得意としているアドホック分析(分析者が仮説をベースに都度様々な分析を行い検証すること)が有効に実施できない事もあります。 ヴェルクではTableau Prepなどのデータプレパレーションツールを活用して、お客様の目的に即したデータ設計と前処理の自動化を行い、お客様の運用負荷を下げながら、同時に柔軟な分析が可能となる環境構築を推進しています。

 

ヴェルクのデータ分析案件の強み

ヴェルクのデータ分析案件は下記のような強みがあります。

システム開発会社の知見をフル活用した支援

前述のようにヴェルクは元々ITのコンサルティングや設計、実装を行っている開発会社です。 綺麗なダッシュボードを作るだけではなく「そもそも分析を行うためにはどのようなデータが必要なのか?」「どのようにデータプレパレーションを設計するのか?」「最適な運用スキームはどうあるべきか?」などの検討段階から実装部分まで一貫して対応できるという特徴があります。 案件によってはデータをGoogle BigQueryなどのクラウド型DWHに集約することもありますし、Tableau Online側にデータを集約するケースもあります。案件やデータの性質などを総合的に考慮して最適な実装をご提案させていただきます。

不確定要素の多いデータ分析分野に対してスモールスタートを徹底

データ分析の世界には正解というものが存在しません。 この変化の激しい世の中において今実装したダッシュボードが2年後, 3年後もそのまま使い続けられる保証はどこにもないのです。

言い換えれば巨大なデータ分析基盤とダッシュボードを時間をかけて構築するのはリスクが高いと言えます。 ヴェルクはお客様の投資が無駄にならないように、最小の投資で最速かつ最大の効果を上げるご提案を徹底しています。

分析組織の立ち上げにも対応

我々は最終的にデータ分析とは業務を知り尽くしたお客様の組織の中で完結されるべきだと考えています。 BIツールを活用したアドホック分析や定型分析の方法、データ更新方法など、レクチャーやフォローアップサポートを通して、分析がお客様の組織内に定着するための支援にも力を入れています。

 

改めてではありますが、ヴェルクのデータ分析案件についておさらいをしてみました。 ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

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